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2013年08月

棋書紹介 - 振り飛車4→3戦法

すっかり放置のこの頃
皆様いかがお過ごしでしょうか
わたしは角換わり腰掛け銀研究が読み終わらず、たまには気分を変えようと別な本を読みました
そんなんだからおわらねーんだよとか言わないで…難しいんだよう…

さて、せっかく読んだのでご紹介しましょう

  振り飛車4→3戦法 戸辺誠

43_senpou.jpg

【級位者】 ☆☆☆
【初段前後】☆☆☆☆
【それ以上】☆☆☆


▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4二飛 ▲2五歩 △6二玉
▲6八玉 △7二玉 ▲7八玉 △3二飛 ▲4八銀 △3五歩

こんな手順で後手番でも石田流に組もうという作戦です

居飛車の作戦として紹介されているのは
・各タイミングでの▲2四歩の速攻
・角交換型石田流に▲4六歩▲4七銀型
・角交換型石田流に▲5六歩▲5七銀型
・△3五歩のタイミングで▲6六歩と角道を止める持久戦
・同じタイミングで角道を止めて引き角から押さえ込み
・同じタイミングで角道を止め、二枚銀から中央の位を取りに行く作戦
・△3二飛のタイミングで▲6六歩と止めて石田流を組ませない作戦

また、先手番で本作戦を使うと相振り飛車になる可能性があり
そのときの指し方にもページを割いています


基本的にどの形でも主導権を握れる手順が非常に明快にわかりやすく紹介されており、気分良く読めます
ただ、多岐にわたる形を紹介しているためか、戦法の歴史が浅いためか、あまり深くは突っ込んでおらず
私としても疑問に思ったことに解答が示されていない箇所が少々ありました
まあ自前の研究と地力で対応できる範囲だとも思うので、これ一冊で概ねこの戦法は使えると考えて良さそうです

最後に次の一手問題が20問
問題自体は単純な復習ではなく応用的なもので、単なるページ埋めという印象でもありませんが
問題に1ページ使って、さらに1ページで数手程度の解答、それが20問にもなるなら
やはり定跡ページの充実に当てて欲しいとも思いました


さて、本書の位置づけを考えてみます
級位者にとってはまず通常の先手番石田流を身につけることが先だと思います
石田流が得意戦法で、出来れば後手番でも使いたい
また、角交換四間飛車が得意で、戦法の幅を広げたい
そんな人にお勧めできる本だと思います


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